ミシン修理・トラブル対処

ミシンのボビンケース・内釜の傷と交換の目安|福岡のミシン修理みしんライフ

福岡の出張ミシン修理|みしんライフ筑紫野店

 

福岡でミシン修理・出張修理を行うみしんライフ筑紫野店です。下糸がすぐ絡む、糸調子をいくら直しても縫い目が整わないときは、ボビンを入れる部品(ボビンケース・内釜)の傷や汚れが原因かもしれません。ボビンケースと内釜の違い、傷のサイン、ご自宅でできる確認と交換の目安をまとめました。

ボビンケースと内釜の違い|まずは釜のタイプを確認

ボビンをセットする場所は「かま(釜)」と呼ばれ、上糸と下糸を絡み合わせて縫い目を作る役割をしています。家庭用ミシンのかまには大きく2つのタイプがあり、どちらかによって「ボビンを入れる部品」の形が違います。

垂直がま:ボビンをボビンケースに入れてセット

ジャノメの公式FAQによると、垂直がまは古くから一般的に使われているタイプで、ボビンをボビンケースに入れて使います。下糸の調子はボビンケースで調節する仕組みです。ボビンケースは手に取って出し入れする部品なので、落とさないよう扱いにも気を配りたいところです。

水平がま:ボビンだけを上から入れる

同じくジャノメのFAQでは、水平がまはボビンだけで下糸をセットでき、糸調子は上糸で調節するとされ、現在の家庭用ミシンは水平がまが主流と説明されています。透明なフタの下でボビンを受けている部品が、ブラザーのFAQでいう「内かま」です。当店ではこの部品を「内釜」と呼んでいます。

お使いのミシンがどちらのタイプかは、取扱説明書の下糸のセット方法を見ると分かります。ボビンだけをセットする説明なら水平がま、ボビンをボビンケースに入れてからセットする説明なら垂直がまです。

ボビンケース・内釜に傷があるときの症状

ボビンケースや内釜は、糸が常にこすれながら通る部品です。表面に傷やバリ(小さな出っぱり)があると、そこに糸が引っかかります。ブラザーの公式FAQでは、傷やバリがある内かまを使うと上糸がからみ、針折れや縫製不良の原因になるとして、使用しないよう注意しています。

当店に修理のご依頼をいただくケースでは、次のような症状から内釜の傷が見つかることがあります。

  • 糸調子が全く合わない
  • 縫い始めてすぐに下糸が絡む・布の裏で糸がぐちゃぐちゃになる
  • 縫い目がそろわない

実際に、糸調子が全く合わずすぐに下糸が絡むというジャノメミシンをお預かりしたところ、内釜の傷に下糸が引っかかっていた事例があります。このときは分解掃除と注油のうえ、内釜を新しい部品に交換して直りました。

ただし、下糸が絡む原因は内釜だけではありません。上糸のかけ間違いや糸くずの詰まりでも同じ症状が出ます。まずはミシンの下糸が絡まる5つの原因と直し方の手順を試し(釜まわりを触るときは、作業の前に電源プラグを抜いてください)、それでも直らないときに内釜を疑うのが近道です。

ご自宅でできる内釜・ボビンケースの確認

水平がまの内釜は、取り外して掃除できる機種があります。取扱説明書に内釜の取り外し方が載っていない機種は、無理に外さないでください。ブラザーの一部機種向けの公式FAQで案内されている流れは、おおむね次のとおりです(手順や部品の名前は機種によって違うため、必ずお手元の取扱説明書もご確認ください)。

  • 針を上げてから電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く
  • 押えと針を外し、針板ふた・針板カバーを外す
  • 内かまを取り出し、ミシンブラシや掃除機で外かままわりの糸くず・ほこりを取る
  • 内かまの▲印とミシンの●印を合わせて取り付け、元どおりに組み立てる
  • 針板カバーは、ミシンから浮かないように取り付ける(浮いたまま縫うと針板カバーが外れて内かまが手に触れ、けがをするおそれがあるとブラザーのFAQで注意されています)
  • プーリー(はずみ車)をゆっくり手前に回し、スムーズに回るか確かめる

取り出したときに、糸が通る部分を明るい所で見てみてください。目に見える傷や欠けがあれば、そのまま使い続けないほうが安心です。なお、このブラザーのFAQでは、内かまに油をささないこと、また本体にもご自身で注油しないことが注意されています。注油が必要かどうかは機種によって違いますので、ミシンのメンテナンス方法|掃除・注油の正しいやり方と頻度もあわせてご覧ください。

また、取り付ける位置がずれていると針折れの原因になる、ともブラザーのFAQに書かれています。掃除のあとに針が折れるようになった場合は、そのまま縫い続けず、電源プラグを抜いてから内釜の向きを確認してみてください。針折れが続くときの見分け方はミシンの針が折れる・曲がる原因と対処法で詳しく紹介しています。

垂直がまのボビンケースは調子ねじに注意

垂直がまのボビンケースには、下糸の調子を変えるための小さなねじがあります。下糸調子を変えたいときに使う部分なので、原因がはっきりしないまま大きく回すと、元の状態が分からなくなりがちです。触る前に、ねじの向きをスマートフォンで撮っておくと戻しやすくなります。

傷がある内釜は交換が基本|ミシン修理に出す目安

ブラザーのFAQでは、新しい内かまが必要な場合は購入した販売店に相談するよう案内されています。内釜やボビンケースは機種によって形が違うため、お使いのミシンに合う部品を選ぶ必要があります。購入して間もなく、メーカー保証の期間内のミシンは、まず保証書の内容を確かめ、購入した販売店にご相談ください。

次のようなときは、無理に使い続けず修理をご検討ください。

  • 内釜やボビンケースに目で見て分かる傷・欠けがある
  • 掃除と糸のかけ直しをしても、下糸の絡みや糸調子の乱れが直らない
  • ボビンケースを落としたあとから、縫い目がおかしくなった
  • 内釜を付け直してもプーリーがスムーズに回らない

傷をご自分で削って直すのはおすすめしません。当店では分解して状態を確かめ、傷があれば新しい内釜に交換しています。あわせて分解掃除や注油、針が下がるタイミングの調整を行うこともあります。

福岡のミシン修理・出張修理はみしんライフ筑紫野店へ

みしんライフ筑紫野店は、修理歴20年・成功率90%のミシン専門店です。ブラザー・JUKI・ジャノメ・シンガーなど全メーカーに対応し、他店や通販で購入したミシンも承っています。出張費とお見積もりは無料で、作業の前に必ずお見積もりをお伝えします。

部品の交換が必要な場合は、お預かりして数日〜1週間ほどいただくことがあります。古い機種では部品が手に入らず、修理できないこともあるため、まずは症状とメーカー名をお知らせください。料金や日数のよくあるご質問はよくあるご質問にまとめています。

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